第1・2クォーター 金 3限 西2号館W2-203
授業の概要・ねらい:観光地域マネジメントに必要とされる基礎的な要素について学んだうえで、日本各地におけるこれまでの事例を俯瞰し、観光地域マネジメントの手法とこれからのあり方を学ぶ。
観光地域の形成には、自然発生的なものに加え、国・地方行政の方針や民間投資によるものもあり、多様なケースが存在する。これらのメカニズムを理解した上で、事例の背後にある観光地域マネジメントの流れを読み解くことが必要となる。
この授業では、教員の行政(市役所)における、観光振興計画策定や観光動向調査、観光プロジェクトの実施、DMO等観光地域づくり組織運営など、観光・産業振興等の業務従事経験をもとに、観光地域マネジメントの歴史を踏まえた上で、国・地方行政・観光地域づくり組織など観光地域をマネジメントする組織や体制・政策について、学術的な視点も含めた基礎的考え方や現状の取組を紹介し、その効用や成功事例・失敗事例を通じて、観光地域マネジメントに必要な視点を学ぶ。
また、現在の観光地域マネジメントに重要とされるデータ分析について、EBPMの考え方に基づいて、それらを活用することが必要である根拠などを示し、データと戦略の関係についても学ぶ。
到達目標:観光地域マネジメントには、制度的仕組・具体的な表現方法・手法や視点などの実際の事例を踏まえ、そのマネジメントを俯瞰して検証する能力と、データ分析の概要を理解し、そのデータ活用により戦略的に意思決定を行う能力が必要となる。本授業では、これらの一連の流れを、実際の事例について根拠となる理論に基づき検証し、成功・失敗事例の特徴や原因の把握を通じて、その重要性を理解する。
成績評価の方法・基準:ディスカッションへの参画状況およびその内容の評価(50%)、授業レポート(50%)をもって総合的に評価する。